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カンクンでの法人登記メモ |
断っておくが筆者自身がメキシコで予備知識ゼロから右往左往した経験から得たデータであり、法や規則は改定されるし、法人の目的・規模等で手続きは多様である。 ひとつの実例として参考にされたし 会社設立
- 外国人でも発起人2名で設立可能
(業種・資本規模によりメキシコ人参加必要か?少なくともダイビングや飲食店などの一般業種で資本金50万円くらいでは設立できてしまった。現実的にすぺての文書がスペイン語、表向きの法律は制限が多いが、コネと賄賂が通用するこの国では、信頼置けるメキシコ人パートナーは必要だ。。。核心に触れてしまった)
- 資本金はメキシコ外の銀行残高証明で良いが書面のスペイン語訳必要
(メキシコでスペイン語訳が要求される場合通常は政府公認の翻訳業者を通す事になる。 私の件では当時使った弁護士事務書が作成してすんだが、正規なのかコネで通ったかは不明)
- 登記事務を行うのは公証人(Notario Pubulico)で10000ペソ(≒10万円)程度の手数料なら安いほうである。
Acta de Constitutiva R.P.P.C Inversion Extranjero Expediente Basico その他もろもろ実費がかかる(オフィスの賃貸契約も然り)。 公証人なら個人オフィスでも問題ないだろう、できるだけ外国人の実例を多く扱った経験がある人間を選ぼう。その他スタッフを大勢抱える会社組織の公証人を利用してもよいかもしれない。 言っておくが日本のように公証人役場があるわけではない。 法的な事といえば弁護士と思いがちだが、たとえ人から推薦されてもカンクンの弁護士は当てにならない。ちなみにこの国に司法試験などというものはない。がしかし外国人にはその国の事情は分らない、となると法律に精通している人間のサポートは必要。その矛盾は各企業家のケースバイケースで解決するしかない。
会社種別 日本で株式会社にあたるのが"SA de CV"、大企業も小さな商店もほぼこれで問題ない。 資本金は10万円くらいから大丈夫だが、もちろん増資も可能。 登記だけなら1ヶ月くらいで終わるだろうが、将来よけいな費用と時間を無駄にしないため商売に見合った内容でできている事が肝心。すべての申請書類・会社書類に英語訳はないスペイン語オンリーである
設立後
- ビザ申請
発起人に名を連ね、国外に居住している場合はビザは不用。 メキシコに住んで活動する人間はもちろんビザが必要。
ここがもっとも肝心。 要は外国人のビザ申請手続きを日常業務としている実績ある人間が必要。 スペイン語が分らない読めないで、人任せではだまされるのが落ち。
公証人・会計士・弁護士、誰でも良いが法的アドバイス受ける事必要 一人3000ペソくらいの代行手数料と国に納める実費一人2000ペソくらい
- RFCという個人固有、会社固有の納税番号のようなものを両方とも税務署申請して受け取る
- 上記会社のRFCをもとに会社の領収書(Factura:ファクトゥラ)を発注
出費には相手からファクトゥラを受け取り、収入にはファクトゥラを切る。 市販の領収書は計上できない。
- 決済用銀行口座
いわゆる小切手口座。すべての会社登記手続きとRFC取得が終わっていないと開設できない。ここまで来ると以降の手続きは談笑しながら進められるほどにスムーズになる。 最低5000ペソの預入れ。税金の支払いなどはネットバンキングで可能。入金は窓口に並ぶ。
- 税務は会計事務書に毎月分・年度末分申告を委託する
- 毎年自治体へ届け出、所定の額を収めたステッカーを営業場所に貼る
(業種により異なる様だが1000ペソ≒1万円もかからない)
その他必要に応じ下記手続きも
- 営業場所の自治体ごみ処理課・消防署への届け出
Basura, Bomberos, uso de suelo
メキシコという国での起業にはマニュアルは通用しない、という一言に尽きる。 ここに上げただけでは、その過程にどんな火の粉が降ってくるかは伝わりにくいかもしれない。 先進国でも外国人が起業するにはいろんな障壁があるだろうが、それ以外の国となるとなおさら一筋縄ではいかないものだ。
テーマ:メキシコ - ジャンル:海外情報
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